大会長挨拶

この度、九州理学療法士学術大会を2024年11月9日(土)~10日(日)の2日間、SAGAアリーナにて開催させていただきます。2019年に鹿児島県からスタートした本学会も長崎県、福岡県、にて盛大に開催され、熊本県においても準備が進められております。佐賀の地での学会開催は、まだ理学療法士と作業療法士が合同で行っていた、2014年の学会を小栁伸一郎学会長以来、10年ぶりとなります。現在、佐賀県会員が一丸となり、九州のみならず全国の皆様を佐賀に来てよかったと思えるような、佐賀らしい学術大会作りを進めているところであります。
近年、COVID-19ウィルス感染拡大により学会の開催もオンラインやハイブリッド開催など多様化して参りました。ハイブリッド開催などの新たな開催方式に慣れてきた感もあります。2024年の佐賀での学会は、感染対策には十分に配慮しながら現地開催での対面方式で行う予定です。是非、皆様には佐賀にお越しいただき、学会でしか感じ取れない会場の雰囲気を感じ、会場での活発な討論をしていただきたいと考えております。また、本学会では、福祉車両をはじめ、リハビリ機器や福祉機器・福祉用具の展示を予定しております。現場に来て「みて」「ふれて」体験していただければと思います。
さて今回、学会のテーマを「理学療法(士)の生きがいとやりがい」としました。
理学療法士が仕事の中でやりがいを感じる場面は多くあるかと思います。評価、創意工夫をして様々な方向からアプローチを行い、立案した目標が達成されたときやそのプロセスにおいて改善等がみられたとき、また、医師やコメディカルなどが一丸となりチームアプローチとして協力しながら一緒に患者や利用者をサポートし、成果を挙げて笑顔になって喜んでもらえたときには、その喜びをわかち合い、楽しみややりがいも共有することができます。対象者が生きがいを持った生活ができれば、なおやりがいとつながっていくと思いこのテーマとしました。
参加者が様々な発表や講演等を通して、各々の立場でなにか感じてもらえるような機会になればと思います。
是非、佐賀に足をお運び頂き、学術大会で有意義な時間をお過ごし頂くと同時に佐賀の美食と美酒、温泉などをお楽しみいただければと祈念しております。多数の皆様のご参加と演題へのご登録をスタッフ一同お待ちしております。
九州理学療法士学術大会2024 in 佐賀
大会長 峰松 一茂